経営理念
「仁」を真ん中に。
孔子が最も大切にした儒教の教えである「仁」 は、
「思いやりの心で万人を愛し、己に克ち礼儀に従う」
ことを表します。
戦の多い時代に、孔子は愛の心を説きました。
当社では創業以来、この「仁」を経営の根本に据え、
全ての仕事に愛をもって向き合ってまいりました。
社員一人ひとりの心身の安全と幸せを最優先に、
鉄道という公共財を高い品質で守りぬく。
当社の仕事や人の真ん中には、「仁」があります。
社長挨拶
個性が生きる強いチームが、
鉄道の安全を支えていく。
小さな町工場からはじまった小滝建設工業は、おかげさまで2020年に設立50周年を迎えることができました。私の祖父が金属加工会社として創業した当社は、時代のニーズとともに業態を転換し、現在は鉄道工事専門の会社として、人々の生活の基盤を支えています。
幼少期から職人たちに囲まれて育ち、小学生の頃から先代である父の手伝いをしていた私にとって、工事の現場はなじみのある日常の風景でした。そこで働く父や職人たちが、力を合わせて仕事に向かう背中を見ていたことが、今も私の経営観の基礎となっています。
当社の最大の財産は「人」です。父はよく、「人の良いところを見つけなさい」と言いました。探せば人には必ずいいところがある、そのいいところを生かす仕事を頼むのだ、と。当社では、社員一人ひとりが力を最大限に発揮できるよう、個人の意見を尊重し、自分の頭で考え主体的に行動する環境づくりを常に心がけています。新しい事務所には、自然と会話が生まれるようなカフェテラスをつくりました。コミュニケーションの相互作用が強いチームをつくり、良い仕事に繋がるのです。
また、当社は創業時から「安全」に最も力を入れてきました。現場の安全を守るためにはコストを惜しまず、少し遠回りをしても、安全を優先させるスタンスを守って仕事に取り組んでいます。
鉄道工事において、一人でできる仕事はありません。これからも私たちは、常に「人」との関わりの中で社会と繋がり、誰からも信頼される鉄道工事専門会社として鉄道インフラの可能性を切り拓いていきます。
代表取締役社長
小滝 剛司